20年度大会以来5大会ぶりに決勝でぶつかる両校は6日、それぞれ最終調整した。史上6校目の3連覇を見据える桐蔭学園は、CTB古賀啓志(2年)が、同校2連覇メンバーで全国大学選手権決勝・早大戦(11日・国立)に臨む明大WTBの兄・龍人(1年)との高校・大学“兄弟V”へ意欲。

初Vを狙う京都成章は、FB春藤大翔(しゅんどう・やまと、2年)が、ケガのFB笹岡空翔(くうと)主将(3年)にささげる快走トライを誓った。

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 CTB古賀が兄との“アベック”日本一に挑む。桐蔭学園は、7日に史上6校目の3連覇をかけた京都成章との決勝戦。前日練習後、取材に応じた188センチの大型2年生は「最後、しっかりと自分のよさを出せるように頑張る」と、闘志を全開にした。

 2学年上の兄でOBの龍人は昨年、2連覇に貢献。明大に進み、今季1年生ながらスタメンBKとして大学選手権で決勝(11日、MUFGスタジアム)に進んだ。兄弟で同時に高校、大学日本一となれば極めて異例。啓志は「お兄ちゃんは1年生から出ていてすごいけど、自分も負けられない。先に優勝すれば、お兄ちゃんも優勝するしかないと思うので。そこは、いいプレッシャーをかけられるかなと思う」と、爽やかに白い歯をこぼした。

 チームは5日の準決勝、大阪桐蔭(大阪第3)戦で終盤に逆転勝ちし、勢いに乗る。負傷交代した主将のフッカー堂薗尚悟(3年)はこの日不在だったが、藤原秀之監督(57)は「明日の朝もう一度治療して、どこまでいけるか」と、決勝の出場に含みをもたせた。

総力戦必至の大一番。古賀は「自分もしっかり活躍できるように頑張りたい」と、必勝を誓った。(大谷 翔太)

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