JRAは6日、「2025年度JRA賞馬事文化賞選考委員会」を開催し、河村清明氏の「相馬眼が見た夢 岡田繁幸がサンデーサイレンスに刃向かった日々」を受賞者および受賞作に決定した。

 「マイネル軍団の総帥」として競馬ファンに知られた岡田繁幸氏の生涯を描いたノンフィクション作品。

長期の取材成果として岡田繁幸氏の人間的な魅力を描き出すことに成功した一代記であるとともに、生産者であり馬主でもあった岡田繁幸という偉大なホースマンの姿を通して描かれた「日本の戦後競馬史」である、と選考委員に高く評価された。また、多くの写真や岡田氏直筆の絵が効果的に配されており、一冊の本としての完成度の高さも評価された。

 河村清明氏「空の上の岡田繁幸さんに『社長の評伝でJRA賞馬事文化賞をいただきました。またひとつ借りができちゃいましたね』と報告した。『良かったじゃないですか。しかし、たくさん書いてきたのに、受賞まで時間がかかりましたね』と繁幸さん。『大きなお世話ですよ。とにもかくにも社長のおかげです』と私は深く頭を下げた。そのホースマン人生は『書き残されて然るべき』と信じて疑わなかった。このたびの受賞が、本作にとって『少しでも長く広く読んでもらえるための一助』となるのは間違いない。歴史ある賞をいただき、本当にありがとうございました」

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