大相撲の横綱・大の里(二所ノ関)が初場所(11日初日、東京・両国国技館)前、最後の出稽古として、千葉・松戸市にある佐渡ケ嶽部屋に出向いた。先場所千秋楽を左肩痛で休場した影響が残り、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と17番連続で取って7勝10敗と不安を残した。

 大の里は琴桜との三番稽古では最初の一番で得意の右差しに成功したが、先場所負傷した左を使えず、琴桜に右差しを許して圧力で寄り切られた。その後も立ち合いで後手を踏み、得意の左おっつけが機能しなかった。5連敗を含めて一時2勝10敗と負けが先行した。

 その後、座敷から見守った師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)にアドバイス受け最後は5連勝締め。「最初は勝とう、勝とうとし過ぎた」と反省。同親方は「形が崩れているが、そこを直せば大丈夫。肩の状態よりも(上半身と下半身の)バランスが悪い」と指摘した。

 大の里は「しっかり初日向けて稽古するのが大事」と話した。初場所の出場について問われると「もちろん」と力強く答えた。今後は部屋で稽古し、初日に備える。

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