中日のドラフト5位・新保茉良(しんぽ・まお)内野手(東北福祉大)が7日、名古屋市内の選手寮「昇竜館」に入寮した。大好物という母の手作りハンバーグを持ち込み、これから始まるプロ生活へ、パワーチャージ。

「早くこの日が来ないかなと思いながら、練習してきたので、楽しみ」と胸を高鳴らせた。

 「ハンバーーーグ!」。静まり返ったナゴヤ球場に新保の声が響いた。テレビ局の求めに応じ、ナゴヤ球場の外野フェンスにあるスピードワゴンの井戸田潤氏が自腹で掲出した「ハンバーグ師匠」の広告の前で叫んだ。「恥ずかしい…。ハンバーグ持ってこんときゃよかった」と頭をかいたが、特大ハンバーグが2つ詰め込まれた、わっぱ弁当をうれしそうに見つめた。

 母が、昨日の深夜2時から作ってくれた愛情たっぷりのハンバーグ。「ポン酢で食べるのが新保家流」と新生活の準備が整った自室で満足げに頬張った。

 今後は月に1度、母が大阪から駆けつけ、ハンバーグを“配達”予定だが、甲子園遠征となれば、実家で手料理を堪能できる。25年までウエスタン・リーグに所属していた2軍は、26年から中地区に配置され、関西遠征はなくなった。

 家族に雄姿を見せるためにも、目標は開幕1軍。まもなく始まる新人合同自主トレへ、6キロ増量で、準備は万全。

「練習してきた自信はある。2月のキャンプに向けて、しっかり取り組んでいきたい」。強い覚悟を胸に、大きく羽ばたく。(森下 知玲)

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