オリックスの育成4位・渡辺一生投手(22)が7日、「一本歯げた」を持参し、プロ生活をスタートさせた。他の新人9選手と大阪・舞洲の合宿所「青濤館」に入寮。

秘密兵器を携え「宇田川さんに負けないよう、日本を代表する投手に」と、同じ育成出身で仙台大の5学年先輩のような“出世ロード”を歩む。

 「足で地面全体を支える能力、バランス能力が鍛えられる」と、入室してすぐに歯が一本しかないげたを紹介。球団OBの吉田(Rソックス)らも愛用する器具だ。「自分は慣れるのが早かった」と鍛錬を重ね、現在は40キロの重りを担いでのスクワットができるレベルにまで成長。大学時代は主にアップ時の「体幹づくり」として使用し、2月の宮崎キャンプに持ち込むことも検討中だ。

 「150キロを投げる変化球投手」を自負する153キロ左腕は「質のいい直球を磨きたい」と決意。好きな言葉は不動心を表す「木鶏(もっけい)」。支配下昇格を目指し、一歩ずつ歩みを進める。(南部 俊太)

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