◆全国高校ラグビー▽決勝 桐蔭学園36―15(前半5―5)京都成章(7日・花園)

 京都成章は5大会ぶり2度目の頂上決戦に臨んだが、後半に突き放されて初優勝には手が届かなかった。就任3年目の関崎大輔監督(36)は「本当によく頑張ってくれました。

怒りっぱなしでしたけど、家族のようなチームでした」と、完全燃焼した生徒たちに感謝した。

 中学でラグビーと出合った時の感想は「タックルして拍手される。何でもアリやな」。関学大3年時、両目を網膜剥離(はくり)で傷めたことが原因で選手としてのキャリアが絶たれた。「いずれは」と考えていた指導者になることを決意。留年して教員免許を取得した。京都の母校に戻ってコーチを務め、湯浅泰正氏の校長就任に伴い、大役を引き継いだ。

 指導はプレーヤー自身の「気付き」を重視。今大会の準決勝後には、試合を重ねるごとに修正力を高めるフィフティーンに「仕上がってきている」と手応えを感じていた。

 自身の性格を「『9』怒られても、『1』褒められれば、やる気が出るタイプ」と表現。今後も自慢の“突破力”で日本一を目指して突き進む。

 ◇関崎 大輔(せきざき・だいすけ)1989年11月29日、京都市生まれ。

36歳。中学でラグビーを始め、京都成章では選手として花園に1度出場。関学大卒業後に京都成章のラグビー部コーチに就任。現役時のポジションはフランカー。22年度の花園大会後に監督に就任した。保健体育科教諭。家族は妻。

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