◆リーガ・エスパニョーラ第19節  ヘタフェ1―2Rソシエダード(9日、エスタディオ・コリセウム)

 日本代表MF久保建英が所属するRソシエダードはヘタフェに6試合ぶり、マタラッツォ監督となった新体制2試合目で初勝利を収めた。

 前節にAマドリードと引き分けて士気を高めたマタラッツォ新監督のRソシエダードだが、ここ最近は3敗2分けと勝利がなかった。

一方のヘタフェも4戦勝ちなしと順位を落としていた。

 古巣でのこの試合、久保は先発で出場した。前半はRソシエダードが圧倒的なポゼッションを誇るも、シュートまでつながるプレーはわずかだった。だが、前半36分、エリア内正面で相手選手に当たった球を拾ったブライス・メンデスが左足シュート。ボールはゴール左上に突き刺さり、最初の枠内シュートでRソシエダードが先制した。前半はヘタフェの反撃を押さえ、そのままRソシエダード優位な展開で終了した。

 Rソシエダードは後半21分、エリアまで運んだ久保のパスからバレネチェアのシュートもゴールまでは届かなかった。その後も、アウェーチームはチャンスを逃していた。

 そして終盤45分、ヘタフェは唯一の得点機会に同点に追い付いた。ロングボールでのFKを起点に、味方が落としたボールを最後はファンミが右足ボレーで同点弾を叩き込んだ。

 しかし、試合はまだ終わらない。後半アディショナルタイム6分、久保が左足で蹴った右CKはカーブを描きゴール前へ、これをアランブルがGKに競り勝ちヘディングシュートで2点目を決め、劇的な勝利を収めた。

 ▼試合後のマタラッツォ監督のコメント「ドラマチックな勝利だった。試合に勝つのはいつも良いことだが、予想した通りのこういうハードな試合で勝つことはもっと有意義だ。しかし後半には得点機会は何度もあったのだから、2点目を先に挙げていればもっと楽にプレーできたはずだ。そのせいで同点を許したが、選手たちの素晴らしいリアクションで最後には勝ち越し点を挙げられた。我々の大きな意欲と勝利へのハングリーさを示して誇りに思う。選手たちは集中して何をすべきか分かっていた。それでも改善点は多く残る。いくつもポジティブなものはあるが、行動を改善していけばもっと勝ち点を増していくだろう」

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