◇ノルディックスキー複合 W杯(9日、エストニア・オテパー)

 複合男子の個人第7戦で、五輪3大会連続メダルの渡部暁斗(北野建設)が、W杯通算出場数を295試合に伸ばし、ウィルヘルム・デニフル(オーストリア)が持つ歴代最多記録に並んだ。

 マススタートの前半距離(10キロ)で35位。

上位を目指した後半ジャンプは強風で中止となり、8日の予備ジャンプの結果が採用されて21位だった。

 渡部は2006年3月にW杯デビューを果たし、ここまで通算19勝を挙げて、複合では荻原健司(現長野市長)と並び日本勢最多勝利。17~18年シーズンに個人総合王者にも輝いている。

 五輪では個人戦で14年ソチ大会ノーマルヒル銀メダル、18年平昌大会ノーマルヒル銀メダル、22年北京大会ラージヒル、団体で銅メダルを獲得するなど、長く複合界をけん引してきた。シーズン前に2月のミラノ・コルティナ五輪シーズン限りでの現役引退を表明している。

 日本勢の最高は山本涼太(長野日野自動車)が9位。木村幸大(岐阜日野自動車)は36位、渡部善斗(北野建設)は44位、谷地宙(JAL)は53位。畔上祥吾(岐阜日野自動車)は前半途中で棄権し、成田絆(小坂町ク)は欠場した。

 ユリアン・シュミット(ドイツ)が今季初勝利、通算4勝目を挙げた。

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