湘南は10日、新体制発表会を平塚市内で開催した。J2降格した昨年末には経営陣を大きく刷新。

親会社のRIZAP(ライザップ)グループに、クラブから計6億円の貸付があった点が、湘南ベルマーレのスポーツ評議会から問題視され、説明を求められた事態もあり、会の冒頭では塩田徹代表取締役会長が、ファン、サポーターに謝罪した。

 昨年12月に就任した塩田会長は「昨年のJ2降格、一連の報道により、ファン、サポーターの皆様、地域の皆様にご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と切り出した。続けて「ただ今日は、前を向く場と私は考えております。これまで多くの方々が築いてこられたクラブの伝統、歩みを何よりも大切にしたいと思っております。その上で、時代に合わせて進化させ、次の湘南ベルマーレとつなげていく。その覚悟を持って、私たちは新たな一歩を踏み出したいと考えております」などと話し、サポーターからは拍手を受けた。

 また事業説明では、今季の売り上げは約12パーセント減(30億→約26億円)、人件費は50パーセント近い減額(15億→8億円前後)となることもグラフで示された。ただ3年以内には売り上げ30億円規模への復帰を目指し、取り組んでいく意向も示した。

 ライザップの専務取締役も務める塩田会長は「私は責任企業のライザップの出身でございますが、より湘南ベルマーレのクラブ経営に入り込むため、責任企業の専務をやっています私が会長として、このクラブの経営にフルコミットしたいと考えております」と約束。さらに「人の成長を価値に変えてきたライザップの強みを、クラブ運営にも生かしてまいりたいと考えております。責任企業として、これから数億円規模の資金の強化を行い、クラブが再び上を目指して戦い続ける土台づくりに誠心誠意取り組んでまいります」と続け、さらに今後評議会やファン、サポーターとの対話を続けていく考えを示した。

 

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