J1川崎は10日、川崎市内で2026特別シーズン(百年構想リーグ)の新加入選手会見及びクラブ創設30周年記念事業発表会見を行った。チームは25年シーズンの8位からの巻き返しに向け、このオフにDF谷口栄斗(前東京V)、山原怜音(前清水)、MF紺野和也(前福岡)、GKブローダーセン(前岡山)といった実力者を積極補強するなど、9人が新加入となった。

 サイドバックを務める山原は「この瞬間から、このクラブの一員として、クラブの立ち位置、目指している場所、目標をいち早く理解して日々を過ごしたい。自分の良さ、強みが必ずこのクラブのプラスアルファになるように、日常を大事にして自分自身も成長しながら努力していきたい」と引き締まった表情であいさつした。

 オファーを受けた時を振り返り「まずは率直にうれしい気持ちと、このクラブでプレーしたいという気持ちがあった」と心境を明かした。「サイドバックというポジションなので、守備のところで隙を作らずしっかりやりたい。フロンターレの特徴はボールを大事にしながら前進していく攻撃力のあるチーム。僕も攻撃のところ、ゲームの作りからゴール前のチャンスメイクまで特徴を持っているので、攻撃の質のところをもう一つ二つ、自分の武器で高められるように意識してやっていきたい」と意気込みを語った。

 山原は右利きのサイドバックで積極的な攻め上がりが持ち味。セットプレーのキッカーも務める。京都府出身で、JFAアカデミーを経て筑波大に進学。清水では昨シーズン30試合に出場し、1得点を挙げた。

 会見を終えると「このエンブレムのついたユニホームを着て、改めてこのクラブの一員になったんだなと、身が引き締まる思い」と語った。「(川崎は)対戦相手として嫌なチームだった。

これだけボールを持たれて守備で走らされてという思い出がある中、そういう攻撃的なスタイルのボールを保持しながら相手ゴールに迫るスタイルの中に、自分も飛び込んでみたかった。トップを目指すクラブに来て、タイトル争いの中でどれだけチャレンジできるか。強い覚悟を持って来た」と真剣な表情を見せた。

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