J1川崎は10日、川崎市内で2026特別シーズン(百年構想リーグ)の新加入選手会見及びクラブ創設30周年記念事業発表会見を行った。25年シーズンの8位からの巻き返しに向け、守備力強化のため東京Vから新加入したDF谷口栄斗(ひろと)は水色のユニホームに袖を通し「身が引き締まる思い。
始動後の練習についても「雰囲気はいい。練習のクオリティーも高くて、すごく楽しい」と充実した表情を浮かべた。対人に強く、足元もうまいセンターバックは「攻撃力が高いチームでボールを大事にする、攻撃を第一に考えているチームなので、加入を決めた」とし、「個人的にはここ2年、守備の能力が成長できたと思うので、そこの部分でしっかりチームに貢献したい」と見据えた。
その上で「今、川崎に必要なのは厳しさであったり際の部分での激しさが大事になってくる。僕はそこをプレーで、しっかり体現して、チームに新しい刺激になればいい」と表情を引き締めた。
自身初の移籍を決断し「簡単な決断ではなかった。(東京Vは)小学校からお世話になったチーム。移籍のサインをした後も、本当に出るんだっていう、現実なのかよくわからない感覚で、移籍が初めてだったのですごく不思議な感覚だった」と振り返った。
さらに「今年で27。サッカー選手の寿命はそう長くないと思うので、限られた時間の中でチャレンジしたい気持ち、タイトルを取りたい気持ちが強く、今回移籍した」と強調。「(先の目標は)代表であり、タイトルを獲得して、また一個評価を上げたいというのが自分の中であった。
ファン・サポーターの間では、J1で26年ぶりの記録となった24年11月30日に行われた、両チームハットトリック達成となった東京V―川崎戦(味スタ、4―5で川崎が勝利)が有名だ。その試合では山田新(当時・川崎)、谷口が3得点。改めて振り返ると「ハットトリック返しされているので。あまり良い試合ではなかった」と苦笑いしながら、「逆に僕にハットトリックされて(その試合の川崎の)守備が緩いな、という印象を受けてしまった。そこは、そろそろ(今季の)キャンプに入るので、そういったところから(厳しくいくところを)伝えていければ」と自覚をにじませていた。「1試合平均1失点未満」の目標を目指し、チームのタイトル奪取へ貢献する。

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