ミラノ・コルティナ五輪(2月6日開幕)に出場する女子アイスホッケー代表「スマイルジャパン」は、国内での最終合宿を苫小牧市内で実施している。2022年北京五輪でも代表入りしたGK増原海夕(24)=道路建設ペリグリン=は、全試合ベンチ外だった前回大会の無念を晴らす。

 スマイルジャパンが史上初の準々決勝進出を果たした北京五輪から4年。増原が“初”の大舞台に立つ。「(同五輪は)すごく勉強になった大会だった。特別感があって、そこに向かっていくチーム、先輩の姿を見てここでプレーしたいと思えた。その経験を生かしたい」と腕をまくった。

 前回大会で初めて代表に選出されるも、立ち位置はGK3番手。全試合防具をつけることなく、ベンチ入りメンバーからも外れ、スタンドでビデオカメラを回した。五輪後、主力選手が次々に引退する中、得意の素早いスケーティングにさらなる磨きをかけて定位置を奪取。身長157センチと小柄ながら昨年2月の最終予選でも五輪切符獲得に貢献した。

 チームとしては、初の準決勝進出、そして悲願のメダル獲得を目指して臨む今大会。GKは3人が代表入りしているが「試合に出場できるのは1人。私が試合に出て活躍することが目標」。

ビデオ係から守護神に“昇格”した道産子が、小さな体で日本のゴールを守る。(島山 知房)

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