将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、棋聖、棋王=に永瀬拓矢九段が挑戦する第75期王将戦七番勝負第1局が11日、静岡・掛川市の「掛川城 二の丸茶室」で始まった。

 2026年最初の番勝負。

振り駒の結果、後手番となった藤井は永瀬の初手を見つめてからゆっくりとお茶を口にふくみ、落ち着いて歩を進めた。戦型は角換わりになりそうだ。藤井は王将を初獲得の第71期(2021年度)から4連覇中。5期目の獲得を目指している。

 対する永瀬は王将戦2期連続3度目の挑戦で、初戴冠を目指す。藤井とは前期王将戦から、2日制対局の名人戦、王位戦でも盤を挟んでいる。1勝4敗、1勝4敗、2勝4敗と徐々に白星を重ね「藤井王将と2日制を一番やっているのは私だと思うので、その経験をいかしたい」と意気込む。

 持ち時間は各8時間。1日目となるこの日は、午後0時30分から1時間の昼食休憩を挟み、同6時に手番のほうが封じ手。翌12日午前9時に対局が再開され、前日と同じタイミングで昼食休憩。両日とも2度のおやつが提供される。終局は12日の夕方ごろになる見込み。

今期からは毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社が主催を撤退し、特別協力になっている。

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