卓球 ノジマTリーグ(10日、横浜国際プール)

 女子3位の日本ペイントマレッツ(日本ペイント)が敵地で首位の木下アビエル神奈川(神奈川)を4―0で破って14勝目(6敗)を飾った。ボーナス点を含む勝ち点49に伸ばし、神奈川、日本生命を抜いて首位に浮上した。

神奈川は今季ホーム初黒星の4敗目(14勝)を喫し、勝ち点47で2位に後退した。

 カットマン・佐藤瞳が2026年初戦からフル稼働した。第1試合では29日開幕の全日本選手権でもペアを組む芝田沙季とのダブルスでストレート勝利。昨年8月の対戦で敗れていた神奈川の桜井花、張瑞(中国)組を倒して勢いに乗った。勝負が決まった第4試合シングルスでも岡田琴菜を3―1で退けて、ボーナス点をもたらした。スタイルのカット打ちに加え、連続強打と多彩な攻防で単・複2勝を挙げた実力者は「ダブルスが重要だと思っていた。そこを勝てたところがチームとしても良かったかな。(第4マッチ)も3―1と4―0では違う。4―0で終われるようにという気持ちでした」と充実の汗をぬぐった。

 第2試合のシングルスでは18歳の青木咲智が元世界ランク8位の張を3―1で撃破。第3試合では21歳の横井咲桜が、五輪2大会メダリストで神奈川の主将・平野美宇からストレートで今季2勝目を挙げ、チームとしても大きな“完封”勝利。横井も「第1ゲームはどっちが取ってもおかしくなかった。

2ゲーム目からはレシーブからヤマを張ってチキータでいったり、平野選手の長いサーブに対してもいけたところで流れが良くなったと思います」と納得の表情を見せた。

 18年に幕を開けたTリーグでは、日本生命が初年度から4連覇を含む5度の優勝。神奈川が昨季を含めて2度制しており、ここまで7季で頂点に立っているのは2チームのみ。日本ペイントは昨季レギュラーシーズンで1位突破したものの、プレーオフ決勝で神奈川に敗れ、頂に一歩届かなかった。佐藤は「何とか最後ファイナルで優勝するのが日本ペイントの悲願なので、頑張ります」とリーグ初制覇への強い決意をにじませた。

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