【メルボルン(オーストラリア)11日=吉松忠弘】元世界ランキング4位で現238位の錦織圭(ユニクロ)が幸運を味方につける。同246位のキメ・コペヤンス(ベルギー)と対戦が決まった予選1回戦は、13日以降に行われることになった。

12日の試合日程が発表され、錦織の名前はなかった。両者は初対戦。コペヤンスは、2015年に自身最高の同97位にまで上がった経験を持つ。

 錦織は、今季の開幕戦となった先週のツアー下部大会キャンベラ国際1回戦で、右肩を痛め、第2セットで途中棄権した。少し休みを取り、キャンベラからメルボルンに移動した当初は、関係者によると、出場できるかどうか疑問だったという。

 しかし、9、10日と、約1時間ほど日本テニス協会ナショナルチームのコーチらと練習した。実戦形式こそ練習していないが、添田豪日本代表監督によると「(2日間は)きついメニューもこなした。調整もしている。(予選には)出る方向」という。

 この日は練習を休んだが、これも無理をせず、出場を考えているからだともいう。試合が12日の予選第1日ではなく、第2日以降となったことで、添田監督は「(11日から)明後日に入ってくれた方が、(けがに)プラスになると思う」。幸運を味方につけ、まずは予選1回戦突破を目指す。

 錦織の4大大会予選出場は、2010年全米以来。そのときは予選を突破し、本戦でも3回戦に進んだ。全豪の予選に出るのは初めてだ。

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