バスケットボール女子 皇后杯全日本選手権 最終日(11日、東京・代々木第一体育館)

 決勝が行われ、ENEOSが76―62でデンソーを下し、3大会ぶり28度目の優勝を飾った。

 今季限りでの引退を表明している21年東京五輪、24年パリ五輪代表の宮崎早織は16得点、7アシストと躍動。

優勝が決まるとティム・ルイス・ヘッドコーチと抱き合い、大粒の涙を流した。「本当に本当にうれしいです。もどかしかったシーズンがたくさん。優勝ってこんなにうれしいんだなと、改めて感じた。こんなにうれしくて涙が止まらない優勝は初めて。ここにインタビューを受けて立っていることが幸せ」と声を震わせながら、勝利をかみしめた。

 チームは第3クオーターで最大14点あったリードをひっくり返された。優勝が危うくなる時間帯もあったが、諦めずに最後までプレー。「どんな瞬間もヘッドダウンしないことを意識していた。(馬瓜)エブリンの声が鼓舞してくれた。星(杏璃)が主将として成長してくれたことが何よりもうれしい」とともに戦った仲間たちとの一戦を振り返った。

 今季開幕前に引退を表明。

Wリーグの試合も残りわずかとなり、コートに立つ時間も減っている。わずかとなった現役生活に向けて「私たちのバスケットをみて、少しでも背中を押せる活躍がしたい。新たな歴史を作る選手と、笑顔で戦っていきたい」と今後へ意気込んだ。

 同い年で、今季チームに加入した馬瓜からは「ユラ(宮崎のコートネーム)、私のこと拾ってくれてありがとう!」とコート上で感謝され、満面の笑みを浮かべた。宮崎はベストファイブを受賞し、馬瓜はベストファイブに加えMVPに輝いた。

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