阪神・西勇輝投手(35)が11日、兵庫・尼崎市の2軍施設「SGL」で自主トレを公開し、引退覚悟で再起を目指す決意を明かした。昨年は右膝の故障もあり、わずか1試合の登板。

4年契約最終年となるプロ18年目へ「もう一回、再起と思ってやるしかない。(チームの)邪魔と思ったら辞めるだけ」と前を向いた。

 25年のオフも海外の施設に足を運び、ジャンプ系のトレーニングで衰えを感じていた大腿(だいたい)筋を強化。「心と体が合っている」と投球動作のズレもなくなり、全盛期の状態に戻ってきた。この日は午前7時前から始動し、40球の投球練習を含めて約6時間の練習。「このまま自分を信じていければ」と通算124勝右腕に迷いはない。

 現在298試合連続で先発登板し、歴代1位で311試合の山内新一(阪神など)まで13試合。あと16に迫る通算1500奪三振と合わせ「達成したい」と目標は明確だ。例年は2月下旬の初実戦から開幕に向かうが、今年は「いつでも戦う準備を」と2月10日前後の初実戦を想定しながら前倒しで調整している。結果を出し、健在を示す。(中野 雄太)

編集部おすすめ