中日の新人合同自主トレ2日目が11日、ナゴヤ球場で行われた。練習後にはデータ戦略に関するミーティングを行い、新人9選手は、タブレット端末を使ったデータ収集などのレクチャーを受けた。

ドラフト1位・中西聖輝(まさき)投手=青学大=は「映像で振り返りができるので、活用していきたい」と目を輝かせた。

 青学大時代は、マネジャーや捕手が相手選手の映像をチェックし、データを分析していたようで「あまり情報収集はしていなかった」と告白。主に自身の感覚や捕手の意見が頼りだった。プロの世界では細かい数値が出され、相手の得意、不得意が判別可能。相手チームにも自身の傾向や弱点等が研究されるだけに「(プロは)そういう世界なんで、覚悟はしていた。相手のことも分析できるし、(相手にも)分析されるので、よりレベルアップの必要性を感じた」と危機感を募らせた。

 徹底的に分析できるのはプロだからこそ。中西は同時に“肌感”も重要視していく。「対人間なので、あまり数字にはとらわれたくない。(データが)あったら見る、くらいの感じ」。バッテリー間の意見交換を優先し、データで補っていくことが理想。エース街道を切り開くには、十分な環境がある。

(森下 知玲)

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