大相撲初場所初日(11日、東京・両国国技館)

 横綱・豊昇龍(立浪)が新年最初の結びの一番を制した。西小結・若元春(荒汐)に左で張って右を差すと、下手投げで振り回した。

もろ差しになると、落ち着いて前に出て寄り倒した。若元春には先場所6日目に立ち合いで変化を食らって不覚を取り、金星を配給していたが「終わったことは終わったこと。何も考えずにしっかり集中した」と冷静だった。

 この日は横綱審議委員会による場所総見が行われたが、大島理森(ただもり)委員長も「立派な横綱相撲。スピードと粘りを見せた相撲だった」と評価した。昨年初場所後に横綱に昇進したが、その後は5場所で賜杯を逃している。昇進後初Vを目指す豊昇龍は「新年だしね。お相撲さん全員気合も入ってると思う。しっかり明日のことを考えて、一日一番取っていきたい」と力を込めた。

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