◆陸上◇全国都道府県対抗女子駅伝 (11日・たけびしスタジアム京都発着、9区間42・195キロ)

 静岡が2時間19分59秒で8位入賞した。1区の田島愛理(21)=順大、静岡サレジオ高出=が区間9位で流れをつくると、4区で女子3000メートル障害日本記録保持者の斎藤みう(23)=パナソニック、伊豆中央高出=が区間3位の6人抜きで2位浮上。

8区では金田陽愛(14)=岡崎中=が区間賞と健闘し、8位だった2019年以来、7年ぶりに入賞を果たした。

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 ハラハラ、ドキドキのラストだった。静岡のアンカーを務めたパナソニックの依田来巳(23)=東海大静岡翔洋出=が、8位でゴールに飛び込んだ。9位の千葉とは、わずか1秒差。「9位に落ちたと思っていた。最後まで諦めなくて良かった」と、ホッとした表情を見せた。2年前は8位でたすきを受けたが、アンカーで17位まで順位を下げた汚名を返上した。

 日本記録保持者が看板通りの走りを見せた。8位でたすきを受けた4区の斎藤が快走だ。「突っ込んで、前へ前への気持ちだった。見える選手は抜こうと思った」。区間賞に6秒届かなかったものの、区間3位で6人抜き。

チームを一時2位まで引き上げて7年ぶりの入賞に貢献した。

 右足首の状態が思わしくなく、欠場の可能性もあった。万全なら最長10キロ区間のアンカーを予定されていたが、「短い距離なら」と4キロ区間に回った。「練習できていなかったので心配だったけれど、なんとかまとめることができた」と、うなずいた。

 同期である23歳の斎藤と依田が最年長のヤング静岡。9区間中4人が区間1ケタ順位で、1区から一度も10位以下に落ちることなくつないだ。「全員でつかみ取った入賞です」。斎藤は誇らしげに仲間たちを見つめた。(塩沢 武士)

  〇…8区で金田が県勢2年ぶりの区間賞をマークした。5位でたすきを受けると、グングン前を追いかけて10分10秒で3キロを走り抜いた。それでも、本人は「悔しい。ラスト落ちてしまった。

9分台を狙っていた」と納得いかない様子。まだ中学2年生で、「来年また選考されるように頑張りたい」とレベルの高い“リベンジ”を誓っていた。

  ▽総合順位 〈1〉大阪2時間18分19秒〈2〉兵庫2時間18分28秒〈3〉長野2時間19分12秒〈8〉静岡2時間19分59秒

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