【メルボルン(オーストラリア)12日=吉松忠弘】元世界ランキング4位で、現238位の錦織圭(ユニクロ)が、練習で元気な姿を見せた。この日開幕した予選1回戦に出場する後輩、坂本怜(IMG)の練習相手を務める形で、自らも練習。

坂本が打つサーブをうまくリターンできず、「ポンコツですいません!」と、後輩に元気に謝罪だ。

 昨年の5月の全仏前哨戦から痛めていた腰は、大きな症状は出ていない。先週のキャンベラ国際1回戦で途中棄権した原因の右肩のけがだけが、現時点での課題だ。しかし、この日の練習では、フルパワーではないがサーブも打っており、13日以降に予定されている予選1回戦には出場する方向だ。

 予選1回戦の相手は、世界246位のキメ・コペヤンス(ベルギー)だ。31歳と、錦織同様に30歳代で、4大大会本戦には過去4会出場しただけ。まだ本戦1回戦を突破したことがない。178センチと、錦織と同じ体格で、錦織の体が戻っていれば、それほど怖がる相手ではない。

 錦織は、先週のツアー下部大会キャンベラ国際で今年の幕を開けた。しかし、1回戦で途中棄権。少し休みを取り、キャンベラからメルボルンに移動し、9、10日と、約1時間ほど日本協会ナショナルチームのコーチらと練習した。実戦形式こそ練習していないが、添田豪日本代表監督によると「(2日間は)きついメニューもこなした。

試合に向けて、ちゃんと調整はできている。(予選に)出る方向」と、前日には期待を込めていた。

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