大相撲初場所2日目(12日、東京・両国国技館)

 東三段目17枚目・岡田(高田川)が元幕内で西同16枚目・鳰の湖(山響)を引き落とし、白星発進した。立ち合いで突き押しで前に出て、相手が引いて頭が下がった瞬間を逃さなかった。

「押しで勝負してかなうか分からなかったけど、変なことをするより、まっすぐ行った方がいいと決めていた」。元幕内力士からの勝利に手応えを示した。

 東海大柔道部の先輩から大きな刺激を得て、新春の土俵に上がった。1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会で、21年東京五輪男子100キロ級金メダルのウルフアロンがデビュー。極悪レスラー・EVIL(イービル)を破り、満員の大観衆の前でNEVER無差別級のベルトを手にした。岡田も現地で観戦し「全部が格好良かった。“柔道のウルフ”ではなくなっていて、新しいプロの顔をしていた。背中にロープの跡がついていて、相当努力したんだと思う」と感銘を受けた。

 ウルフとは試合当日の夜にも食事をするなど、互いに競技が変わっても親交は深い。「ウルフさんからパワーをもらったので、負けてられない。かわいがって、応援してもらっているので。チャンピオンになって、一気に差を広げられた。

僕も頑張らないと」。今年の目標は幕下中位以上。ウルフの背中を追い、番付を上げていく。

編集部おすすめ