◆プロボクシング ▽日本スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・石井渡士也―同級1位・池側純(13日、東京・後楽園ホール)

 日本スーパーバンタム級タイトルマッチの前日計量が12日、都内で行われ、2度目の防衛に臨む王者・石井渡士也(24)=RE:BOOT=がリミットの55・3キロ、挑戦者の同級1位・池側純(27)=角海老宝石=が55・2キロでパスした。

 RE:BOOTジム初の主催興行でメインイベントを任された石井は「プレッシャーもなくはないが、自分がメインを飾れることはすごいうれしいこと」と意気込んだ。

 試合に向けて正月返上で練習し、毎年行っているという書き初めでは「底上げ」と書いたという。「日本ランカーの中では自分は抜けた存在というか、別に相手はいないかなと思っている。気持ち的には、さらに上の舞台でやっていきたい」と飛躍を誓った。

 池側とは3度目の対戦となる。22年10月には8回戦で引き分け。24年10月の日本同級挑戦者決定戦では石井が3―0の判定で勝利した。「池側選手がトップにいるから自分と当たる。それだけの実力があると思う。池側選手も負けているのは自分だけで悔しさもあると思うが、自分の方が強いと思ってるんで、また自分が勝つと思ってやります」と返り討ちに自信を見せた。

 WBCの世界ランキングで15位に名を連ねる。同級は井上尚弥(32)=大橋=が4団体のベルトを独占しているが、今年中にもフェザー級に転向して王座が空位となる可能性もある。石井は「アジア、東洋のベルトもあるが、やっぱり世界ランクを上げていきたい。

番手的にはまだ3、4番手だが、確実に(チャンスが)回って来てもらえるように頑張りたい」と世界も見据えた。

 一方、タイトル初挑戦となる池側は「展開的にもあっち(石井)が来るだろうし、色々な展開を考えている。あっちが初回から来るなら、自分も初回から行くぐらいの強い気持ちを持って臨めたら」と話した。石井とは3度目の対戦だが「前回の敗戦から、自分の短所や長所を埋めていった。練習の過程で自信もついている。勝てるなというイメージは湧いてますね」とリベンジに手応え。昨年6月に第1子の長男・拳生(けんしょう)ちゃんが誕生した。「子供のためにも勝たないといけない。勝って、リング上げたいですね」と力を込めた。

 戦績は石井が10勝(7KO)1敗2分け、池側が8勝(2KO)1敗3分け。

 同興行では、セミファイナルの日本ユース・ライト級タイトルマッチ8回戦では、王者・岩本星弥(22)=JBS=が橋本舞孔(20)=DANGAN=と対戦。日本女子バンタム級タイトルマッチ6回戦では、王者・山下奈々(27)=RE:BOOT=が同級1位・古川のどか(23)=北島=との初防衛戦に臨む。

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