大相撲初場所2日目(12日、東京・両国国技館)

 東幕下28枚目・矢後(押尾川)が西27枚目・大喜翔(追手風)を突き落として白星発進を決めた。

 激しい突き押しの応酬。

最後は土俵際でもつれるように大喜翔が崩れ落ちた。「体が動いた? そうですね。まわしを取りたい気持ちはありましたけど、これからですね」と息を弾ませながら答えた。

 不完全燃焼の場所が続いた。昨年の名古屋場所は6勝1敗の好成績で16枚目まで番付を上げたが、直近の2場所は連続して3勝4敗と負け越しとなった。

 正月は北海道・芽室町の実家には帰らず部屋で過ごした。そして一人で東京・亀戸にある香取神社に初詣にでかけたという。香取神社は平将門が乱を起こした時、追討使・俵藤太秀郷(たわらとうた・ひでさと)が参拝して平定。弓矢を奉納したとされている。その弓矢は「勝矢」とも呼ばれ、1000年の時を経ても「勝矢祭」として執り行われている。

 矢後の願いは一つ。「今年中に十両に戻ることだけだ。

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