大相撲初場所2日目(12日、東京・両国国技館)

 西前頭13枚目・友風(中村)が東12枚目・翠富士(伊勢ケ浜)を物言いの末、はたき込みに破り今場所の初白星を挙げた。

 支度部屋に戻ると友風は「こけちゃいました」。

1992年のバルセロナ五輪のマラソンでの谷口浩美さんの名セリフを思わせるコメントを連呼しながら多くの報道陣に囲まれた。

 話題の中心は白星よりも花道で転倒してしまったこと。右膝の大けがによって右足首がマヒしている影響で右足を滑らせてしまったという。

 「右足が滑って、ひっかかる感じになってしまいました。でも。これが自分にとっては日常なんです。部屋でも自宅でもよく転びます。右膝をケガした後のリハビリでも何度も転ぶ練習をしました。恥ずかしいですけど、うまく受け身が取れました」と笑わせた。

 さらに「十両の土俵入りの時も花道でこけたことがありました。その時は大関に昇進した安青錦関に後ろから支えてもらいました」と振り返った。土俵では痛めていた右足首を反射的に浮かして白星をもぎ取った。

「その分、花道でこけてしまったのですかね」と笑顔で締めくくった。

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