◇練習試合 ▽35分×2本 J2磐田6-2藤枝東高

 J2磐田は12日、静岡・磐田市で藤枝東高と今季初の実戦となる練習試合(35分×2本)を行い、6―2で快勝した。新体制の初陣で、磐田Uー18出身のMF藤原健介(22)が1本目に2ゴール1アシストと存在感を示した。

 開始6分、藤原が今季チーム1号となる先制点を奪取。20分には左CKのキッカーを務め、ショートコーナーからゴール前へパスを供給。2点目となるMFグスタボ・シルバの追加点をアシストした。さらに35分、クロスバーに当たったこぼれ球に頭で飛び込み、4点目を記録した。チームは今季からコーチから昇格した志垣良監督のもと、可変システムを採用。藤原は複数のポジションをこなし、流動的な動きで相手をかき乱した。

 オフ明け初実戦ながら藤原は「体はきつかったですが、とにかくチャレンジしようと思っていました。結果につながって良かった」と前向きに振り返った。

 磐田市生まれで、下部組織育ちの藤原は、2022年にトップ昇格。一昨年はJ3北九州、昨季はJ3栃木SCへ育成型期限付き移籍で経験を積み、守備強度やボールへの関わり方を磨いてきた。「成長は感じていますが、磐田で(それを)示さないと意味がない」と気を引き締める。新シーズンへ向けた第一歩で確かな手応え。

「ジュビロの漢(おとこ)になるという気持ちです」。地元育ちの背番号77が、磐田をけん引する。(伊藤 明日香)

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