巨人の新外国人、ボビー・ダルベック内野手(30)=前ロイヤルズ傘下3Aオマハ=の背番号が「29」に決まったことが12日、分かった。チームを支えてきた岡本がポスティングシステムでブルージェイズに移籍しており、“ポスト岡本”として期待がかかる新戦力。

20年にRソックスでメジャー初昇格を果たしてから24年まで背負っていた原点の番号で、その数字を上回る30発も狙える能力を持っている。

 メジャー通算47発、マイナー通算161発の右の長距離砲。20年はデビュー戦で初本塁打を記録すると、その後メジャー初の快挙となる「デビュー10戦以内で5戦連続本塁打」も達成した。21年には133試合に出場し25本塁打。8月の「ルーキー・オブ・ザ・マンス」(月間最優秀新人賞)も受賞していた。マイナー3Aでも過去3年全て20発以上をマークしており、パワーは持ち味の一つだ。

 一、三塁を本職とし、巨人では昨季から在籍するキャベッジらとともに中軸候補の一人。30本塁打以上となれば球団の助っ人では10年のラミレス(49発)以来で、来日1年目に限れば84年のクロマティ(35発)以来42年ぶりとなる。決して簡単なことではないが、それを成し遂げる働きをすれば2年ぶりのリーグVにもグッと近づくはずだ。

 巨人と契約合意した際には「毎日全力で取り組み、チームの勝利、そして優勝に貢献できるよう最善を尽くします」とコメントしていたダルベック。なじみのある番号を背負い、チームが頂点に立つためにフル回転する。

 ◆巨人の外国人30本塁打以上

 巨人の外国人でシーズン30本塁打以上は

打  者 年 本数

クロマティ 84年〈35〉、85年〈32〉、86年〈37〉

ペタジーニ 03年〈34〉

T・ローズ 04年〈45〉

李 承 ヨプ 06年〈41〉、07年〈30〉

ラミレス 08年〈45〉、09年〈31〉、10年〈49〉

で過去5人10度。

5人全てが巨人入団1年目だが、NPB他球団以外からの加入初年度で30本塁打以上は84年のクロマティ(35本)だけだ。

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