◆全国高校サッカー選手権 決勝 神村学園(鹿児島)3―0鹿島学園(茨城)(12日・MUFG国立)

 初優勝を目指した鹿島学園は、神村学園に0―3で敗れ、県勢45大会ぶりの優勝にあと一歩届かなかった。前半に2失点し、2点を追う後半は立ち上がりから猛攻を続け、後半7分には右CKの流れからFW内海心太郎(2年)が右足シュートを放つもポストにはじかれ、同11分には右FKからFW渡部隼翔(3年)がフリーでヘディングシュートを放つもGKに阻まれる。

その後も主将DF斉藤空人(3年)がセットプレーから惜しいヘディングシュートを放つもわずかに枠から外れ、終了間際にカウンターから失点して、力負けとなった。

 中盤の左サイドで先発したドリブラーのMF三浦春人(3年)は、時に2人がかりの相手の厳しいマークにあう場面も多く「くると分かっていた。俺の所に何枚か来ていたので、それをうまく利用してサイドチェンジとかイメージもあったが、なかなか難しくて。改善するところはあった」と悔しさをにじませた。

 それでも、変幻自在のドリブルで1対1となれば仕掛け、6万超のスタンドを沸かせる場面もあった。今大会でも試合を重ねるごとに成長を続け「もともとドリブルには自信があった。1対1だったら自信があったし、それは確実なものになったというか、通用すると分かった。これからレベルが高くなれば2枚、3枚くるので、もっと改善したい。自分が思った以上にやれたけど、こんなので満足しないで、負けたので、切り替えて、明日も練習します。大学でも続けるので、大学で日本一になって、プロに行きたい」。今大会の優秀選手にも選出されたドリブラーは、唯一無二の武器を磨き続け、また新たな未来を切り開いていく。

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