全国高校サッカー選手権で初優勝を飾った神村学園(鹿児島)の主将のDF中野陽斗(3年)が歓喜から一夜明けた13日、スポーツ報知の取材に応じた。優勝の喜びもあるが、「思ったよりもいつもと変わらない」と冷静。

「うれしさはありますけど、もう次のステージに向かっている」と、既に未来を見据えていた。

 目まぐるしく時が過ぎていった。昨日は宿舎に帰り夕食を取ると、宿泊先のホテルからケーキが用意され、舌鼓を打った。今朝は日本テレビ系朝の情報番組「ZIP!」に出演するため、午前4時に宿舎を出発。ホテルでは1人部屋で、早朝の予定まで仮眠を取るかどうか迷った結果、睡眠を取らずに向かうことを決めた。中野は「眠いです…」としつつ「ありがたいです」と、優勝ならではの経験を味わった。

 優勝した後には、祝福の連絡が100件以上あったという。3回戦で敗れた昌平(埼玉)のJ2湘南内定MF山口豪太からも、年代別代表での縁からメッセージが届いた。SNSでの反響も大きく、大会期間中にフォロワーは4000人増加。決勝後には1500人ほど増えたという。「自分もびっくりしている」と、反響の大きさに驚いている様子だ。

 卒業後はJ2いわきでプロ生活を始める。

選手としての理想像は自身とほぼ同じ体格の日本代表DF鈴木淳之介で、決勝後には将来的なイタリア・セリエA挑戦への夢なども語った。高校サッカーを終え「(優勝で)恩返しになるんだったら、それでいい。色々な人に支えてもらったので、それに対して感謝の気持ちを結果で示せたのかな」と話した。

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