第104回全国高校サッカー選手権で悲願の初優勝を飾った神村学園(鹿児島)は13日、歓喜から一夜明けた喜びを語った。史上6校目となる全国高校総体との2冠の立役者である主将のDF中野陽斗(3年)とFW日高元(3年)は、早朝からのテレビ生出演など、優勝校ならではの経験を味わった。

この日、東京を出発し、鹿児島に戻る。

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 選手権の得点王に輝いた日高が、オファーが届いているJ2大宮へ入団することが13日までに濃厚になった。スポーツ報知の取材に日高は「大宮に入団し、お世話になる感じになると思う」と明かした。キャンプへの合流時期などは未定。

 165センチと小柄ながらスピードを武器に、選手権では大車輪の活躍を披露。初戦の東海学園戦でハットトリックを決めると、5試合で7得点を記録。同僚のFW倉中悠駕(3年)と繰り広げた白熱の得点王争いを制した。スカウトからは得点能力が評価された。

 選手権前は大学への進学も選択にあったが、有村監督と相談し、同大会を自身の就活の場にすることを決めた。見事な自己PRで夢のプロへの切符をつかみ、「(オファーが)来た時は少しびっくりして、興奮した。この選手権で人生を変えられた」とかみしめた。小さな巨人の第2章がこれから始まる。

(浅岡 諒祐)

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