スピードスケート男子でミラノ・コルティナ五輪代表の森重航(オカモトグループ)が13日、オンラインで取材に応じた。昨年末の全日本選手権後は北海道・帯広市内で調整。

「状態も悪くない。しっかり追い込めている」と2大会連続の大舞台を前に充実した時間を過ごしている。

 6日には五輪での日本選手団旗手に選ばれたことが発表された。「なかなかない貴重な機会。まだ実感はないが、楽しく先頭を歩きたい」と現在の心境を語った。印象に残っている旗手には06年トリノ大会で務めた、山形中央校の先輩でもある加藤条冶さんを挙げた。「手を振っているシーンを写真で見た。笑顔で先頭を歩いていたので、自分もそういう風になれたら」と大役への思いを話した。

 本命の500メートルでは今季W杯7戦5勝のジョーダン・ストルツ(米国)が最大のライバルとなる。北京五輪後に頭角を現し、「怪物」と異名がついている21歳。ともに戦う中でカーブを回る際に、空間を作り外側を滑ることなどを参考にした。「感覚優先ではなく、その辺りの技術を試している」と昨年11月のW杯第3戦から大胆な変更に取り組んだ。

強敵が立ちはだかるが、「大舞台には強い方。うまくいけば勝てる」と自信を見せた。

 初出場だった前回の北京五輪では500メートルで銅メダルを獲得。今回のミラノ五輪でも表彰台を狙う。「今はずっと楽しみな気持ちが続いている」と開幕まで1か月を切ったが、リラックスした状態だという。地元の北海道別海町からは兄弟や地元の少年団など30人ほどが応援に駆けつける予定。「楽しそうな姿、満足した姿を見せたい」と活躍を誓った。

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