ボクシングの「聖地」東京・後楽園ホールで13日、2026年の興行の安全を祈願したお清め式が執り行われた。

 今年最初の国内興行となる「フェニックスバトル148」の開場前、日本プロボクシング協会、日本ボクシングコミッションの理事らがリングに上がり、すべての関係者の安全と発展を祈願した。

 昨年8月2日の後楽園ホール興行でのリング禍で、2選手が亡くなった。お清め式に出席した元WBA世界スーパーフライ級王者・セレス小林こと小林昭司・日本ボクシング協会会長は「昨年このリングで事故が起きた。日本で一番ボクシングの試合数が多い会場なので、事故が起こらないような体制、何かあっても救える体制にすることがボクシング界にとって一番大事なこと」と決意を示し、「改めて事故の起きない1年であって欲しいとお願いしました」と話した。

 昨年10月、帝拳ジムが選手の安全対策として「帝拳セーフボクシング・プロジェクト」を発足。後楽園ホールに近い日本医科大と提携し、興行開催時には会場に救急科専門医と救急救命士数名が常駐し、車内での医療行為が可能な「ドクターカー」も待機する体制を整えた。すでにほかの複数の興行でも同プロジェクトが導入されており、小林会長は「まだ確定ではないが、タイトルマッチが行われる興行にはすべて導入していこうと話している」と話した。

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