阪神・畠世周投手(31)が13日、兵庫・尼崎市の2軍施設「SGL」で自主トレを行い、昨年12月上旬に千葉・長生郡のスポーツ&リゾート複合施設「リソルの森」で、巨人・阿部慎之助監督と遭遇した仰天エピソードを明かした。

 かつて巨人が合宿地として利用したほか、陸上競技やラグビーなどトップアスリートたちが鍛錬の場としてきた同施設。

今回、初めて訪れた畠も「走るのとトレーニングメインで」と汗を流した。そんなある日、施設内の風呂場に行く脱衣所の手前で「阿部さんと会いました(笑)」と、偶然ばったり。「細かく言えば、裸の付き合いじゃない」と、ゆっくり語り合う時間はなかったが、会話の中で「頑張れよ」と、エールをもらった。

 24年12月の現役ドラフトで巨人から阪神に加入。25年は右手中指のコンディション不良で大きく出遅れたが、9月3日の中日戦(バンテリンD)で移籍後初登板してから12戦連続無失点、防御率0・00でフィニッシュした。オフは、平均球速を146キロから147~148キロに向上させるべくトレーニング。同僚の石井を「目指していきたい」と理想に掲げ、レベルアップを図る。

 26年シーズンは3月27日の巨人戦(東京D)から。右腕は「投げたいですよね。それに合わせていけるように」と開幕戦の登板を見据え、阿部監督の顔を思い浮かべた。「もう嫌だな…と思われるようになりたい。悔しいと思われるように」。

移籍後初の巨人戦登板の昨年9月13日は中継ぎで東京Dのマウンドに上がり、2イニングを1安打無失点。50登板を目標に掲げる今年は、さらに成長した姿で古巣に立ちはだかる。(中野 雄太)

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