巨人のドラフト2位・田和廉投手(22)=早大=が13日、新人合同自主トレ初日から自己流マイペース調整を貫いた。首脳陣らの熱視線を意識せず、キャッチボールではあえて出力を抑えてゆったりとスロー。

肩肘の状態は万全だが「ずっと室内でやっていて外の環境は久しぶり。風も強いので確認程度で焦らずゆっくり」と意図的に制御した。

 練習前に阿部監督から焦りは禁物と説かれ、その訓示を実行した最速152キロ右腕。実は7日の入寮以降、自主練習でも一貫して剛速球を封印してきた。大学2年春には右肘のトミー・ジョン手術も経験。「まずは1軍キャンプに呼ばれることが重要。パフォーマンスをしっかり持っていくのは2月から」と先を見た。

 多くの報道陣、ファンに見守られながらの初日にも「早慶戦とかで360度、人で埋まる球場でやっていたので」と泰然自若。芯の強さがにじむ始動だった。(堀内 啓太)

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