6年ぶりに日本ハムに復帰する有原航平投手(33)が13日、エスコン内で会見した。4年契約で年俸5億円プラス出来高(金額は推定)。

新背番号は誰もつけたことがないという理由で「74」を選択した。これまで、敵として不気味に感じていた新庄監督との共闘でさらに成長し、10年ぶりリーグ制覇の原動力となる。

 穏やかな笑みで会見に臨んだ。復帰理由を問われ「(球団側から)優勝を目指していくために有原の力が必要だと言っていただきましたし、チームとして本当に優勝を取りにいく。その中で必要だとたくさん伝えていただいたので、それが本当にうれしくて、その一心です」と明かした。

 不気味でやりにくさを感じていた新庄監督との共闘を、成長につなげる。すでに指揮官は、序盤のテンポの悪さなど課題も挙げているが「対戦相手として嫌な感じがありましたし、見てるところが違ったりする部分があると思うので、めちゃくちゃ勉強になると思います。コミュニケーションを取って、成長していけるようにやりたい」と前向きに受け止めた。

 背番号は選手では異例の「74」。多くの候補の中から自身で選択し、岩舘コーチから譲り受けた。「誰もつけたことのない、そういう番号で再スタートしたいという気持ちがあった」。すでに新庄監督は、3月31日のロッテとの本拠地開幕戦の先発に指名している。

「僕も記事で見た」と苦笑しながらも、「しっかり準備だけは、いつでもいけるように」と語った有原。予測不能な指揮官の下で悲願のリーグ制覇をたぐり寄せる。(山口 泰史)

 ◆背番号「74」 昨年、背番号74は西武・西口監督をはじめ、12球団すべて首脳陣がつけていた。日本ハムでもコーチがつけるケースが多く、過去、選手ではなし。他球団をみると、96、97年にソリアーノ(広・内)、04年チェン(中・投)、11年サンチェス(楽・投)らがいるが、日本人選手では、88~90年加世田美智久(西・投)、91、92年の松元秀一郎(ヤ・内)らがつけた例がある。加世田、松元はともに1軍出場したが、背番号74のときには出場がなかった。

 ◆F背番号変更 日本ハムは岩舘学2軍内野守備走塁コーチ(44)の背番号を、「74」から「84」に変更すると発表。加入した有原が「74」を選択したため。

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