14日放送のTBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)では、元同局でフリーアナウンサー久米宏(くめ・ひろし)さんが1日、肺がんのため、81歳で死去したことを報じた。

 総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは、60年ほど前の同局のアナウンサー一覧のポスターを紹介し、先輩である久米さんについて語った。

 「若い方は久米さんがTBSでアナウンサーをしていたということを知らない方も多いようですが、私たちにとっては先輩に久米さんがいるというのは自慢ですよね」と話した。久米さんの同世代のアナウンサーに基本とたたき込まれたという。

 「久米さんのスタイルといいますと、皆さんもご存じだと思いますけど、予定のプランからちょっと外れて少し意地悪なエスプリを効かせて、モノやその本質に迫るというスタイルですよね。それがかっこいいんですよね。なので、後輩の私たちなんかは、そのスタイルをなんとか踏襲したいと願って実践するわけなんですが、ほとんど失敗しますね。比較的成功している方で私ですよ。どうですか?」と呼びかけた。

 久米さんの人柄について「とにかく、優しい方なんですね。仕事には厳しくて、あんまり後輩のことはほめてはくれません」と語り、「私もあんまりほめてもらえませんでしたけど、一回だけほめてもらったことがあって、そのことは今も心の中で、私の支えになっています。なんてほめてもらったかは内緒にしたいと思います」としめくくった。

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