広島の新人が14日、広島口腔(こうくう)保健センターで歯科検診を受け、ドラフト3位の勝田成内野手=近大=が、かむ力を示す咬合(こうごう)力で9選手中トップの1136ニュートン(N)をマークした。「体勢が悪いときに食いしばって投げるときがある。

プレーにつながっているのかなと思います」と白い歯を見せた。

 過去には1300Nを超える新人もいたが、20代の平均は930Nと言われる。163センチはセ、パ12球団で最小兵だが、かむ力はオオカミの犬歯に相当する。「自分でもビックリ。食後に絶対にガムをかむ習慣がある。それがかむ力につながっているのかな」。1000Nを超えたのは、4位の工藤(北海学園大)と二人だけだった。

 5月の関西学生リーグを生観戦した新井監督が「目で追いかけてしまう選手」と野球脳の高さにひかれた逸材。関西学生リーグでは史上32人目の通算100安打を達成し、1年目から100安打を目標に掲げている。「今まで(歯を)意識したことはなかったけど、自然とかんでいたのかなと。今日の検診で数値に表れたので、意識しながらバッティングに生かしていけたら」。小さな体に秘められた力強さも武器に、ルーキーイヤーからレギュラー争いに食い込んでいく。

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