巨人の戸郷翔征投手(25)が14日、原点回帰で「15勝&200イニング」達成を誓った。8勝9敗、防御率4・14と不振にあえいだ昨季から復調を期すエースは直球の球威を取り戻すべく、菅野智之投手(36=オリオールズからFA)から「お金を取れるキャッチボール」と絶賛された自身の遠投の動画にヒントを得て、球の軌道に注目。
故郷・宮崎の澄んだ空気を切り裂いた。遠投で戸郷が力強く右腕を振ると、白球は一直線に相手役のグラブに収まった。それが、“変身”の証明だった。約7時間のメニューで汗を流し「今まで12勝を超えられなかったので、今年は15勝を目標に。昨年はイニングも短かったので200イニングを目標に、キャンプからいい取り組みをできたら、と思います」と目標を掲げた。
母校の聖心ウルスラ学園で自主トレを公開。復権を期す今季、高い目標を掲げて自らを鼓舞した。15勝&200イニングを達成したのは00年以降では延べ26人で、18年の菅野(巨人)を最後に出ておらず、達成者は球界屈指の大エースがずらり。昨季は開幕投手を務めたが、不振で2度の2軍降格も味わい、21試合111イニングを投げて8勝9敗、防御率4・14に終わっただけに、屈辱を晴らすには格好のターゲットだ。
大エースをうならせた直球を取り戻す。
「(以前は球の)回転だったり、質だったり、高さはすごい、いいものがあった。年々、(遠投の)距離は伸びているけど、山なりになっていた。見つめ直して、低いけどいい軌道で、質のいい球を反復して投げることをずっとやっています」。距離を広げるにつれて、ボールを投げる角度が上がっていることに気がついた。低い軌道で長い距離を投げるには、回転や軸を意識して投げる必要がある。昨季、欠けていた直球の伸びを取り戻すため、重視するメニューの一つである遠投の角度や力感を見直すところから始めた。
阿部監督は本紙の新春インタビューで「ローテ確定は山崎だけ」と語り、戸郷についても「本人が一番悔しかったと思うし、どういう姿でキャンプに入ってくるか見たい。やってもらわないと困る投手。変わってきてくれると信じている」と語っていた。
〇…戸郷は昨年12月に母校・聖心ウルスラ学園の雨天練習場へ総工費約800万円で人工芝を寄贈した。毎年、1月は母校のグラウンドで自主トレを行う右腕は「何かいい形で、高校生たちにもウルスラにもいい恩返しができれば、と思ってやっています」と説明。「これだけいい環境を使わせてもらっているので、そのお礼というか。甲子園にも出てほしいと思いますし、寄贈させてもらいました」と語った。
◆今オフのチーム戸郷
・戸郷翔征投手(巨人)
・森本哲星投手(巨人)
※9日から育成練習に合流
・笠島尚樹投手(元巨人、ハヤテベンチャーズ静岡)
・山上信吾投手(元巨人、BC信濃)
・中川央投手(BC信濃)
・韓国の斗山ベアーズから3選手(参加は13日まで)










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