日本ハムの宮西尚生投手(40)が14日、兵庫・西宮市内の母校・関学大で自主トレを公開し、史上最年長での「最優秀中継ぎ」へ意欲を燃やした。19年以来自身4度目のタイトルへ「口には出さないけど心の中では思っている。

目指せるチャンスがあるわけやから諦めていない」。39歳シーズンで達成した15年の阪神・福原の記録更新への思いを明かした。

 昨季は史上4人目の900登板を達成するなど31試合で12ホールド、防御率3・20をマーク。今季はさらなる進化へ新球・フォークに挑戦中だ。これまでは肘の負担を考慮し、一度も投げてこなかったが、「もう肘が限界突破している」と、解禁する。昨年9月下旬から同球種を得意とするエース・伊藤に握りを尋ねるなど試行錯誤を続け、この日のブルペンでも試投した。「後輩たちと話す中で、『今の時代フォークやな』って感じた。キャンプで数値を測ってどうするか決めていく」と、宝刀・スライダー、チェンジアップに加え、魔球の習得に励んでいる。

 今年6月に41歳を迎える左腕の課題はコンディション維持。昨年12月には柔軟性向上のため通販大手のアマゾンで足裏や背骨のマッサージ機を爆買いした。「今まで全く興味なかったけど、足の器具でゴロゴロしながら常にマッサージしている」と日々変化する体と向き合っている。「(新庄)監督が言うようにチャンスは一瞬。

それをものにできるように、必死こいてやっていきたい」。進化を止めないレジェンドがプロ19年目をスタートさせた。(川上 晴輝)

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