J1福岡は14日、金明輝・前監督が今月4日にコンプライアンス違反により事実上の契約解除となった問題で、会長、社長、副社長の3人が引責辞任すると発表した。

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 クラブによると、事案に関する調査の過程で、クラブ重役の管理監督義務違反が認定された。

内容は以下の3点。

 (1)チームの管理監督者である強化部長から、経営会議メンバーに問題事象を報告する基準が確立されていない。

(2)チームの管理監督者である経営会議メンバーにてコンプライアンス違反を適時・適切に把握し、それを是正する体制が十分ではなく、コンプライアンス違反が改善されないままとなった。

(3)チームに対して社外の弁護士事務所を含む通報窓口の周知が不十分であり、通報窓口の実効性を欠いていた。

 結城耕造・代表取締役社長が取締役辞任、山口均・代表取締役副社長が減俸10%(3か月)。川森敬史・取締役会長が会長辞任(取締役として留任)、立石敬之・取締役副社長が副社長辞任(取締役として留任)となった。

 また、柳田伸明チーム強化部長は強化担当へ降格となり、減俸10%(3か月)。前田賢悟・管理部部長はけん責(出向解除)となった。

 金氏は鳥栖を指揮していた21年、選手やスタッフへの暴力や暴言がパワハラと認定され、22年に日本協会(JFA)が指導者ライセンス降格を決定。JFAによるコンプライアンス講習を経て、24年にライセンスを再取得し、25年から福岡を率いていた。

 クラブは「金明輝氏との契約解消に至った経緯により、精神的なご負担をおかけした皆様に対し、心よりお詫びを申し上げます。また、今回の問題を防止することができなかったことを深く反省するとともに、ファン・サポーター、パートナー、自治体の皆様など、アビスパ福岡に関わる全ての皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけししましたことを、あらためてお詫び申し上げます」と声明を出した。

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