上野動物園で飼育している双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが、25日に最終観覧日を迎える。1972年10月にカンカン、ランランが上野に来園して以来、54年ぶりに国内にパンダが不在となる。

スポーツ報知では同園関係者の話などをもとに、最終日まで「パンダ ありがとう」と題した連載を掲載する。

 【シャオシャオ・レイレイ誕生】

 シャオシャオ、レイレイが誕生した2021年6月23日は、日本全体がコロナ禍まっただ中。一般公開は22年1月からとなったが、「オミクロン株」による感染拡大で動物園は休園が決定。当初は事前抽選で当選した人を対象に、3日間だけ限定公開された。

 通常、パンダの交尾や出産時には中国の専門家を招いてアドバイスをもらうが、当時は専門家の来日がかなわず。「子どもをいつ取り上げるか」などの微妙な判断をする人がいなかった。最終的には2頭とも順調に生まれ、大きなトラブルはなかったものの、飼育員が手探りの中でこぎつけた子育てだった。

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