上野動物園で飼育している双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが、25日に最終観覧日を迎える。1972年10月にカンカン、ランランが上野に来園して以来、54年ぶりに国内にパンダが不在となる。

スポーツ報知では同園関係者の話などをもとに、最終日まで「パンダ ありがとう」と題した連載を掲載する。

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 上野動物園で双子が生まれたのはシャオシャオ、レイレイが初めてだった。

 野生下でジャイアントパンダはかなりの確率で双子を生むが、親は通常、1頭しか育てない。2頭のうち強い方の1頭だけを育て、もう1頭は育児放棄で死んでしまう。残酷とも言えるが、「どちらか1頭さえ生き残ればいい」というのは、種の存続を最大限に考慮した自然の摂理。他の野生生物でも見られる。

 シャオシャオ、レイレイも野生で生まれたらどちらかは死んでいた―というのも想像に難くない。ただ、母親のシンシンは生まれた時には2頭とも抱えようとしていたという。

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