【メルボルン(オーストラリア)16日=吉松忠弘】2019、21年優勝で世界ランキング16位の大坂なおみ(フリー)が、3度目の優勝に向け、絶好調宣言だ。この日、大会の事前会見が行われ、大坂は「今大会に向けて、かなりいい状態。

調子は上がっている」と手応えを感じている。

 今季は1月2日開幕の男女混成国別対抗戦ユナイテッド杯に日本代表として出場した。しかし、オーストラリアに入る前に、娘のシャイちゃんから風邪をうつされたことで、咳が激しかった。しかし、それも治り、「体調も万全。これ以上望むことはない」と調子は」上向きだ。

 12月のオフシーズンには、昨夏から指導を受けるトマシュ・ビクトロフスキ氏と徹底的にトレーニングを行ってきた。「特に力を入れたのが、ポイント中の状況判断。例えば、このボールを打ったから、前(ネット)に出ようとか」。

 昨年の全米で4強入り復活ののろしを挙げたが、「もっと攻撃的に行けば良かった」と、準決勝での状況判断に悔いが残った。「(コーチは)ョット自体は信頼してくれている。それをどういう風に使うか」。試合中の状況確認を冷静に行える目を鍛えた。

 米国からオーストラリアは遠い。だから「娘はまだ連れてきたことがない」。しかし、娘のシャイちゃんは、母の練習を見るのが好きで、今大会も「携帯をいすに置いて、(練習を)写す。そこから『ママ、頑張れ、頑張れ』という声が、かわいくてたまらない」という。

 風邪も完治し、練習も身体も万全。娘の声援とともに、3度目の優勝へ準備は全て整った。 

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