昨年11月にトミー・ジョン手術を受けた広島のドラフト7位・高木快大(はやと)投手=中京大=が16日、過去に4度の右肘手術の経験がある大瀬良の助言を胸に来季2年目のデビューに向けた思いを強くした。

 15日から廿日市市の大野練習場で始まった選手会合同自主トレ。

身近に最高のお手本がいた。今はトミー・ジョン手術のリハビリ中だが、その前年には大瀬良と同様に右肘クリーニング手術を受けていた。術後にリリースポイントの感覚で悩んだことがあったという。質問をぶつけると「リハビリは一進一退だから、一喜一憂せずに。100点を求めすぎず、30、40、50と徐々に上げていければいいよね」という答えが返ってきた。

 「やっぱり長いリハビリの中で不安もある。戻れるかどうか…とか。そういう中で『一進一退が当たり前』という言葉は、とても助けになる。これからも助けになると思いました」

 この日、大瀬良は昨年10月の右肘手術後では初のブルペン投球を行った。高木は、リハビリを中断して先輩の真後ろで直立不動になって投球を見守った。「何割で投げていたかは分からないですけど、全力ではない中で、あれだけの再現性、フォームのバランスと球の質、強さと、踏み込み足のブレなさに驚きました」と、プロのレベルを実感することもできた。まだまだ練習メニューの制限は多いが、先輩の気遣いに応えるためにも辛抱強くリハビリに取り組んでいく。

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