プロボクシングの前WBC&IBF世界バンタム級王者・中谷潤人(28)=M・T=が16日、都内でWOWOW「エキサイトマッチSP 中谷潤人vsエルナンデス」(1月19日午後9時、WOWOWプライム&オンデマンド)の収録にスペシャルゲストとして参加。昨年12月27日、サウジアラビア・リヤドでスーパーバンタム級転向初戦に臨み、セバスチャン・エルナンデス(25)=メキシコ=を3―0の判定で下した一戦をセルフ解説した。

 収録後の取材で、エルナンデスとの試合中にリングサイドで観戦していたWBA&WBC&IBF世界ヘビー級3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(38)=ウクライナ=からアドバイスを受けていたことを明かした。

 11ラウンドの開始直後、エルナンデスがレフェリーからチェックを受けた際にウシクから「ナカタニ、ナカタニ」と声をかけられた。「誰が言ってんのかなと思ってリングサイドを見たら、ウシク選手が相手のガードをたたき落としてフックを打てと、自分の身ぶりでやってくれていた」。練習でもガードの上からパンチを打ち込むことに取り組んでいたため、パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)1位の王者からのアドバイスに「これはやるしかないっていう感じでやりましたね。言われてすぐにやったんですけど…」とすぐに実行したという。

 試合後、初対面だったウシクに「ありがとうございます」と感謝を伝えると、「これからも頑張れ」とエールを送られたことも明かした。

 5月には東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=との世紀の一戦が計画されている。中谷は「まだ何も進展はないが、決まれば最高の中谷潤人を作れると思うので期待してほしい」と語り、「今回の試合を通じて反省点もたくさんあったが、成長するプレゼントをたくさんもらった。それをどう成長につなげていくか。(周囲からは)いろいろな期待の仕方があると思うが、それをしっかり僕なりに超えていけたらと思っている」と来たるべきスーパーファイトへさらなる進化を誓った。

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