◇ノルディックスキー・ジャンプW杯(札幌・大倉山ジャンプ競技場)

 男子の個人第17戦(ヒルサイズ=HS137メートル)の予選が行われ、新婚の二階堂蓮(日本ビール)は、120・5点の10位で予選を通過した。

 ほぼ無風のなか、飛び出しでしっかり力を伝えるとぐんと飛距離を伸ばし、129メートルで着地した。

「練習の1本目から徐々に修正して、予選のジャンプはアプローチのポジションが少し若干、後ろになって少し立ちづらいタイミングになって踏み切りのタイミングが遅れた。それでも許容範囲です」と話す。

 今季はここまで15戦に出場し、初勝利を含め、4度の表彰台に立ち一気にブレイクし、22年北京五輪ノーマルヒル金メダルのエース、小林陵侑(チームROY)との二枚看板に成長した。「シーズン始まる前から自信はあった。初の表彰台から心の余裕ができたなと思う」と手応えを話す。

 8日に帰国し、13日には自身のインスタグラムで2歳年上の一般女性との電撃結婚発表し、周囲を驚かせた。約2年前に飲み屋で知り合い、酔いつぶれたところを介抱されたのが初の出会い。そこから意気投合し、交際がスタートした。「(婚姻届は)帰ってきたタイミングで出そうとはお互いで言っていた。僕にないものを彼女は持っていて、そういうところにひかれました。あとは可愛いところとか…。今シーズンはそういうのもあって力になっている」と話し、17、18日は観戦に訪れると言う。

「張りきっちゃいますね」と照れ笑いを浮かべる。

 17日からの本戦に向け、「優勝が目標ですし、自分のジャンプができれば優勝できると思っている」。頑張る糧を得て地元、札幌で再び輝きを放つ。

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