巨人は16日、楽天から海外FA宣言した則本昂大投手(35)の獲得を正式発表し、3年総額13億円で背番号「43」に決定。阿部慎之助監督(46)は先発起用の構想を示し「43歳までやってほしい」と期待した。

 阿部監督は入団が決まった則本を歓迎した。「経験豊富で素晴らしい実績を持っている投手」と通算120勝48セーブの右腕を高評価。3年総額13億円の大型契約で、背番号は空き番号の中から「43」に決まり「43歳までやってほしい」とアベ流のエールを送った。

 昨年まで楽天でリリーフとして2年連続50試合以上に登板したが、キャリアの大半が先発。巨人では先発調整する方向で「先発ローテーションに入ってくれたらうれしいですし、クローザーの経験もあるので、あってほしくないけど(リリーフ陣に)何かあった時に彼がいる安心感がある」と起用プランも明言した。

 巨人は昨年、先発不足に苦戦。今オフは先発の新外国人として前レイズのウィットリー、前レッドソックスマイナーのマタ、前楽天のハワードを獲得した。現役ドラフトで日本ハムから松浦、育成契約ながら元ソフトバンクの板東ら先発を超積極補強。それでも求めるのは新たな力だ。

 「若い選手にもっと出てきてほしい。全員にチャンスがあると言っているので」。来季からのDH制導入で先発は代打を出されて交代がなくなることも見据え、投げ込みなどでの完投能力アップも課題に掲げる。

則本の加入が若手の刺激となって競争が激化すれば投手陣がさらに強固になる。

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