大相撲 ▽初場所6日目(16日、両国国技館)

 西前頭7枚目・藤ノ川(伊勢ノ海)の気迫あふれる相撲に国技館が沸いた。東前頭9枚目・豪ノ山(武隈)の立ち合いの張り手に上体を起こされ、押し込まれた。

それでも土俵の円に沿うように左へ逃れ、崩れかけた体勢を立て直して反撃。最後は体を預けるようにして、土俵下まで押し倒した。「予想していた立ち合いと違ったが、我慢して取れて良かった。体が反応した」と冷静に振り返った。

 関取最年少の20歳は自己最高位の西前頭7枚目の番付で、2日目から5連勝。トップと1差を守り「内容も良くなってきている。調子もいい」と手応えを口にした。177センチ、122キロの小兵の真っ向勝負には連日、拍手喝采。この日も大歓声を受け「良かった。明日も気合で頑張る」と言葉に力を込めた。初代から148年続いていた伊勢ノ海部屋伝統のしこ名を継承して4場所目。2026年の目標に三役昇進を掲げるホープが、新春の土俵を元気に駆け回る。

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