◆U―23アジア杯▽準々決勝 日本―ヨルダン(16日・サウジアラビア)  U―2

 3日本代表が、U―23(23歳以下)アジア杯の準々決勝でヨルダンと対戦し、延長を終えて1―1で突入したPK戦を4―2で制して、激闘の末に準決勝に進出した。

 立ち上がりに何度も訪れたチャンスを生かせずにいると、前半30分、日本の右サイドを崩されてゴール前に攻め込まれ、最後はヨルダンのFWアリに鮮やかな左足シュートを決められて先制点を献上。

今大会4試合目で初失点となった。

 前半を0―1で折り返したが、勢いに乗る男が流れを変えた。後半から2試合連続得点中のFW古谷柊介(東京国際大)がピッチに立つと、後半5分、DF梅木怜(今治)のパスを受けると冷静に右足シュートを流し込む。3戦連続ゴールは貴重な同点弾となった。

 その後は一進一退の攻防が続き、スコアは動かず、延長戦まで戦ってPK戦に突入。先行の日本は1番手のDF市原がゴール正面に冷静に決めて成功。するとGK荒木がヨルダンの1人目のキックを左に飛んで完璧なセーブ。さらに運も味方する。2番手FW道脇が左に蹴ったキックはGKにセーブされたが、真上に上がったボールに回転がかかっており、喜んでいるGKが目を切っている間に、ゴールネットに吸い込まれる奇跡のキックも生まれる。

 その後、3番手MF佐藤もゴール右上に決め、4番手MF川合も冷静に決めて優位に立つと、最後はGK荒木がまたもセーブして、準決勝進出を決めた。

 試合後、大岩剛監督は「非常に強いヨルダンに苦しめられましたけど、若い選手たちが粘り強く勝ち上がったのは非常に評価していいんじゃないかなと思います。(同点弾の古谷は)彼もそれだけのポテンシャルがある選手なので、期待通りの活躍をしてくれて非常に評価したい。

若い選手たちなので、こういう大会を勝ち上がるごとに、自信と自分たちのやるべきことをものすごく認識し始めているので、この勢いを準決勝に持っていきたい」と話した。

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