◇ノルディックスキー・ジャンプ W杯(17日、札幌・大倉山ジャンプ競技場)

 男子の個人第17戦(ヒルサイズ=HS137メートル)が行われ、2月にミラノ・コルティナ五輪代表入りを確実にしている新婚の二階堂蓮(日本ビール)は、合計257・6点の3位で4日の初勝利以来2戦ぶりの表彰台に立った。

 緩い向かい風を得た1回目は130メートルを飛び8位。

上位を目指して2回目は130メートルと好飛躍を2本そろえて自身5度目の表彰台を確保した。

 今季は初優勝をはじめ、15戦に出場し、初勝利を含め4度の表彰台に立ち、一気にブレイクした。22年北京五輪ノーマルヒル金メダルのエース、小林陵侑(チームROY)頼みだった男子ジャンプが待望したニューヒーローが誕生した。小林陵も「刺激になる」と2枚看板ができあがったことを大歓迎する。

 気持ちが高ぶる理由がある。8日に欧州遠征から帰国し、13日には2歳年上の一般女性と電撃結婚した。約2年前に飲み屋で知り合い、酔いつぶれたところを介抱されたのが初の出会い。五輪シーズン途中での結婚。五輪への強い覚悟も伝わってくる。「今シーズンはそういうのもあって力になっている」と話し、頑張る糧にしている。この日は妻が結婚後、初の観戦に訪れ「張りきっちゃいますね」と話し通り、奮起した。

 ジャンプ男女の2月開幕の五輪代表は、19日以降に五輪代表が発表される。

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